Languages

フェロー

Nereus Program Leadership

  • 太田 義孝, 人類学

    ブリテッシュコロンビア大学

    ブリティッシュコロンビア大学上席研究員。専門は、海洋人類学、海洋政策等。オーストラリア、インドネシア、イギリス、フランス、ペルー(アマゾン流域)など世界数カ国にて魚資源の管理と漁業文化についての学際的研究に従事。ネレウスプログラムの共同統括として、自然科学と社会科学、政策そして社会をつなぐ役割を担う。

  • ウィリアム チャン, 生態学

    ブリテッシュコロンビア大学

    ブリティッシュコロンビア大学准教授。2009年より気候変動による漁業への影響を分野横断的手法により研究、世界的な予測を2013年にネイチャー誌に発表。その後、IPCCに海洋部門の主筆者として参加している。既に100本以上の論文を発表しており、現在は、ネレウスプログラムの共同統括を担う。

  • ダニエル ポーリー, 漁業生物学

    ブリテッシュコロンビア大学

    ブリテッシュコロンビア大学教授。世界的な視野から漁業管理を研究する第一人者。 「(The Sea around Us(我らを巡る海))プロジェクトにより、地球的規模での漁業の動向や漁業の持続的発展、生態系に基づく漁業政策の研究にもつとめた。これらの研究活動を通して『サイエンス』他、500以上の科学論文、レポートなどを執筆。国内および海外で数多くの科学賞(2005年 日本コスモス国際賞等)を受賞。

Nereus Fellows

  • ジェラルド・ シン, 資源管理環境学 博士

    ブリティッシュ・コロンビア大学

    持続可能な開発目標の達成と漁業管理および海洋保全の相互利益に関するネットワーク分析(海の持続可能な使用や管理を達成することにSDGsがどのように影響されるかについての研究)を行っている。彼は、これまでアセスメントの枠組みとして、専門家を対象としたシステマティックな比較分析また環境アセスメントの世界的なトレンドに関する考察を行っている。

  • ジェシカ・ スパイカーズ, 持続可能な開発のための社会・生態レジリアンス

    ストックホルム大学

    ストックホルムレジリアンスセンターとオーストラリア研究会議気候システム科学センター(ARC)サンゴ礁研究センターの博士課程に在籍。ヨーロッパ研究と持続可能な開発のための社会・生態レジリアンスをテーマに修士号を取得。博士課程では、社会・生態の因果関係によって、共有資源を巡る国際紛争が発生する仕組みについて研究する。特に、気候変動下での紛争のシナリオを構築し、今後の変化にいかに対応するかの提言につなげたいとする。

  • マチルダ・ ピーターソン, 理学修士, SOCIAL-ECOLOGICAL RESILIENCE FOR SUSTAINABLE DEVEOPMENT

    ストックホルム

    マチルダ・ピーターソンは、環境政治学を専門とする。彼女は、世界の海洋資源管理に関して、どのようなガバナンスの仕組みによって効果的な管理ができるかという課題について研究をおこなっている(博士過程)。マチルダは、以前、地域漁業管理機関(RFMOs)における、非国家主体間の多様性と参加型パターンを調査し、UNFAO (漁業水産部門)で国際コンサルタントとして、またEnvironment, Fisheries and Maritime AffairsのEU政府でも経験を積んでいる。

  • レイチェル・ シアリー, MSc, Ecosystem-based Management of Marine Systems

    ケンブリッジ大学/UNEP-WCMC(世界自然保全モニタリングセンター)

    レイチェル・シアリーは、ケンブリッジ大学ネレウスフェローとしてUNEP-WCMCと連携し、博士課程を行っている。セントアンドリュース大学で海洋システムと生態系マネジメントに焦点を当てた修士課程を終え、ネレウスプログラムの一員として小規模漁業を支えるマンブローブの役割とマングローブを喪失することによって起こりうる世界的な食糧安全保障と地域経済(生計)への影響についての研究を進めていく。

  • グイレルモ・アルテューニョ・ クレスポ, MSc, Ecosystem-based Management of Marine Systems

    デューク大学

    デューク大学Marine Geospatial Ecology Labの博士課程。セント・アンドルーズ大学でEcosystem-based Management of Marine Systemsの修士を取得。マグロの保護と管理および漁業管理への遺伝子ツールの利用の研究に焦点をあてている。ネレウスでの主要な研究目的は、空間生態学や移行性の高い保護、ストラドリング魚類( ある国の排他的経済水域とそれに接続する水域、例えば隣国の排他的経済水域又は公海。この双方にまたがって分布する魚類をいう)で、越境管理や特に国家管轄権を超えた海域管理についての基礎的な疑問提示を行う。

  • ナターシャ・ ヘンシュケ, 海洋生物学

    プリンストン大学

    クラゲの生態や生物量が海況の変化にどのように反応を示すのかの研究をしている。近年、人為的要因(漁業や汚染)によって、私たちの海が魚類主体からクラゲ類主体の生態系へと変化してきていることが懸念されている。しかしながら、最近の調査からは、クラゲの個体数が世界的に増えてきているという科学的意見が必ずしも証明されないという意見も出されている。彼女のネレウスでの研究は、NOAA Geophysical Fluid Dynamics Laboratoryが開発した地球システムモデルを利用し、異なる気候や漁業変化によって、未来のクラゲ(ゼラチン質動物プランクトン)の個体群の分布や生物量を調査する。

  • コリーン・ ペトリック, 海洋生物学

    プリンストン大学

    海洋生物学と生態学を専門とし、数学と物理学を基礎とした量的分析を得意とする。動物プランクトンの生態系や商業的に漁獲した魚、そして無脊椎動物種と気候変動との関連、および物理環境がその関係性をどのように媒介するのかを理解する事に焦点を当てている。ネレウスプロジェクトでは、甲殻類の動物性プランクトンの構造と習性と幼魚への影響に着目し、動物性プランクトンと魚の関係性が如何に未来の漁業活動のもと変化するのかを探る。

  • モハメド・ オリンロラ, 国際研究水産熱帯生態学

    ブリティッシュコロンビア大学

    ナイジェリア出身。現在ブルティッシュコロンビア大学で博士号取得を目指す。ネレウスでは、気候変動と海の酸性化が、養殖による水産生産に与える研究に焦点を当てて研究を進めている。

  • リチャード カデル, 国際法

    ユトレヒト大学

    イギリスウェールズ出身 越境漁業への法の関わりを研究。海洋法、国際環境法が専門 で特に野生生物管理、海洋多様性保全、北極海域保全を主な 研究テーマとする。鯨や海洋哺乳動物の保護、漁業、北極海の 管理および人権問題に強い興味を持つ。


  • ヴィッキ ラム, 漁業経済学

    ブリティッシュ・コロンビア大学

    香港出身。”Sea Around Us”との共同研究ポジション。 気候変動下での漁業のコストが主な研究テーマ。現在はダニエ ルポーリー教授のもと、世界の漁獲量データベースの再構築プ ロジェクトでリーダーシップを発揮している。

  • ダニエル ダン, 海洋空間分析学

    デューク大学

    アメリカ出身。日本とシンガポールで少年期を過ごした。海洋地理空間分析を混穫の削減や海洋空間計画等に応用し、より効果的な漁業資源利用を探ることを目的とした研究を行っている。研究以外では、国際プログラムの事務局員・事業コーディネー ターとしての経験も豊富。

  • ガブリエル レイゴンドー, マクロ生態学 海洋学

    ブリティッシュ・コロンビア大学

    フランス出身。モンペリエ第二大学で博士号取得。海洋生物、 生態系と環境条件の関わりをテーマにその後デンマーク、ノル ウェーなどで研究してきた。地理的情報の解析と統計に秀でて おり、ネレウスでは、ウィリアム・チェンと共同で研究を進め る。

  • マリア デ・オカ, 海洋一次生産(生物)

    デューク大学

    スペイン出身、科学教育、映像での修士も持っている。 熱帯太平洋における海洋一次生産の変化と漁業への影響を研究。

  • フィリップ アンダーウッド, 理論生態学

    ケンブリッジ大学世界自然保護モニタリングセンター

    生態系の動的変化の予測。 コンピュータ会社からの転身。ソフトウェア作成等の専門性 が高い。WCMCがマイクロソフト研究所と連携で開発したコ ンピューター総合生態系モデル「マディングリーモデル」 (Madingley)を漁業と食料安全保障の分野にも適用することで より動的なシュミレーションを図る。


Principal Investigators

  • クリス マクオーウェン, 生物多様性学

    ケンブリッジ大学世界自然保護モニタリングセンター

    イギリス出身。 英セント・アンドリュース大学にて、陸域の絶滅植物種の生息 域についての研究を行い、博士号を取得。ネレウスでは、沿岸部の生息域(マングローブ林、珊瑚礁等) の変化がいかに魚資源に影響を与えているのかについて研究を 行っている。地域レベルでの海洋環境への人的影響を地球規模 の視点で考察し、沿岸域と外海との関係、特に魚資源を通し た管理政策についての検討も行っている。

  • アレックス・ オウデエルフェリンク, 法学

    ユトレヒト大学

    Netherlands Institute for the Law of the Seaのディレクター。アウデ・エルフェリンクは、国際海洋法、極地研究、海域の境界画定、紛争解決や国家管轄を超えた海域(公海)での管理制度など幅広い分野を専門としている。

  • カール・ フォルケ, エコロジー経済学/自然資源管理

    ストックホルム大学

    Stockholm Resilience Centre のディレクターであり、Stockholm Resilience Centre の共同研究パートナーの一つであるBeijer Institute of Ecological Economics of the Royal Swedish Academy of Sciencesのディレクターである。自然と社会科学との分野横断型研究に関する豊富な経験を持ち合わせ、生態系力学と生態系サービス( 生物 ・ 生態系 に 由来 し、 人類の 利益になる 機能 )だけではなく、生態系管理の社会的そして経済的局面や「レジリアンス(回復力)」を管理するための環境変化への早期対応に関する研究を行っている。

  • チャールズ・ ストック, 土木・環境・海洋工学

    NOAA

    NOAA/Geophysical Fluid Dynamics Laboratoryの海洋学者(調査研究専門)。海洋生態系や幅広い時空間規模での物質と生物の相互作用を研究。彼の研究目的は、季節と数十年単位で起こる気候と海洋生態間の量的変化の予測と相互作用の予想である。

  • エリック・ モレナー, 法学

    ユトレヒト大学

    ユトレヒト大学のNetherlands Institute for the Law of the Sea の副所長。国際漁業法や北極南極に関係する国際法が研究対象である。2013年の後半から、極地漁業への参入、分配、生態系アプローチの研究に特に焦点を当てている。

  • ヘンリック・ オスタブロム, 海洋生態学

    ストックホルム大学

    Stockholm Resilience Centreの科学担当副所長。環境科学の上級講師でありバルト海の生態系管理に焦点をあてた研究を行っている。主要な研究分野は、1.バルト海の社会生態学的考察 2.国際海洋ガバナンス 3.海鳥や生態系の変化である。

  • ホルヘ・ サルミエント, 地質学

    プリンストン大学

    プリンストン大学の地球科学教授で地球科学と地質工学のGeorge J. Magee Professor。二酸化炭素に代表される気候上重要な化学物質の大洋サイクル、海流を研究するための化学的トレーサー手法の利用、海洋生物科学に対する気候変
    動の影響について広く発表している。

  • マイク・ ビテル, 天体物理学

    ケンブリッジ大学

    ケンブリッジ大学、地理学部コンピューティング研究のアシスタントディレクター。彼の研究分野は、流体の流れ、大気物理学、気候と生態系との関わり、土地利用や社会経済的なプロセスの変化を含む、空間的に分散されたシステムの数値解析モデリングに及んでいる。

  • パトリック・ ハルピン, 環境科学

    デューク大学

    Marine Geospatial Ecologyの准教授であり、デューク大学海洋研究所Nicholas School of the Environment Geospatial Analysis Programのディレクター。海の地理空間的分析、 地理的情報システムの生態学的な使用と遠隔探査、海の保護と生態系ベースの管理の研究に焦点をおいている。ディーク大学の Marine Geospatial Ecology Labを率いており、いくつもの国際的な科学的なおよび保護プログラム運営委員会の一員である。

  • トム・ スペンサー, 地理学

    ケンブリッジ大学

    Coastal Ecology and Geomorphology 講師でケンブリッジ大学のCambridge Coastal Research Unit のディレクター。地形学、地質学、生物化学間の接点である自然地理学、特に珊瑚と生態系(海草、マングローブ)そして海岸地形に関する研究に焦点をあてている。

Program Office

  • アンドレス シスネロス・モンテマヨール, 漁業経済学

    シニアリサーチフェロー(ブリティッシュ・コロンビア大学)2014-2016

    プログラム・マネージャー/リサーチ・アソシエイト

    応用漁業管理と生態系サービスを専門とする資源経済学者。変化しつつある世界で、持続可能な資源利用の実現を常に視野に入れ、最適な経済政策、共同管理、越境漁業、エコツーリズム、小規模漁業、原住民漁業に関連する研究を行っている。

  • 朋香 スウィート, ネレウスプログラム 事務局

    ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)

    新潟県出身。ネレウスプログラムの予算管理・運営サポート担当。

  • リンジー・ ラフレンヤー, コミュニケーションオフィサー

    ブリティッシュコロンビア大学

    心理学と英語およびジャーナリズムを専攻。大学院の修了後、CBCでの放送、ドキュメンタリー製作、雑誌出版を含む様々なメディアでのキャリアを積む。政府通信や法人オンラインマーケティングのポジションを維持しており、日本では研究者会議開催者のためのCommunications and Publications Coordinator として働いていた。

  • パトリック・ ブテ, アシスタントプログラムマネージャー

    ブリティッシュコロンビア大学

    ITシステム管理のディプロマを取得した後、アルバータ大学で生物化学とコンピューターサイエンスの学士を修了。システムエンジニア、開発者として企業に勤務後、生物情報科学、分子生物学研究に携わる。現在、ネレウスプログラムで、フルスタックディベロッパーを務める。

Advisory Panel

  • ダニエル ポーリー, 漁業生物学

    ブリテッシュコロンビア大学

    ブリテッシュコロンビア大学教授。世界的な視野から漁業管理を研究する第一人者。 「(The Sea around Us(我らを巡る海))プロジェクトにより、地球的規模での漁業の動向や漁業の持続的発展、生態系に基づく漁業政策の研究にもつとめた。これらの研究活動を通して『サイエンス』他、500以上の科学論文、レポートなどを執筆。国内および海外で数多くの科学賞(2005年 日本コスモス国際賞等)を受賞。

  • ジェフリー・ ポロヴィーナ, 統計学

    NOAA

    研究内容:1気候変動が及ぼす海洋漁業と生態系における影響。特に、生態系と気候モデルによる生態系の変動に関する調査。2マグロ、ジンベイザメ、クジラを含む遠洋に生息する大きな動物の回遊と生息地の衛星テレメトリーと遠隔感知海洋観測データによる調査。3.衛星遠隔感知データ分析、漁業観測と航海日誌からのデータ分析。

  • フィリップ・ キュリー, 生物数学

    パリ・ディドゥロ大学

    IRD (Institut de Recherche pour le Développement、仏外務省開発研究部)の所長。フランス、セットを拠点とするCRH (Centre de Recherche Halieutique Méditerranéenne et Tropicale、地中海および熱帯地域漁業センター)の所長も兼任。UMREME 212( IRD、Ifremer、モンペリエ第二大学共同)のディレクターでもある。またヨーロッパにおける海洋生態系のためのシナリオ構築の研究を率いるEur-Oceans Consortiumの科学コーディネーターを務める。著書に「魚のいない海(NTT出版)」

Alumni

  • アンドレス シスネロス・モンテマヨール, 漁業経済学

    シニアリサーチフェロー(ブリティッシュ・コロンビア大学)2014-2016

    プログラム・マネージャー/リサーチ・アソシエイト

    応用漁業管理と生態系サービスを専門とする資源経済学者。変化しつつある世界で、持続可能な資源利用の実現を常に視野に入れ、最適な経済政策、共同管理、越境漁業、エコツーリズム、小規模漁業、原住民漁業に関連する研究を行っている。

  • ウィルフラム・ スワーツ, 漁業経済学

    ブリティッシュ・コロンビア大学漁業研究センター(カナダ)

    日本財団シニアネレウスフェロー(ポスドク)

    カナダ・トロント出身。幼少より中学まで日本在住。ブリティッシュ・コロンビア大学にて海洋生物学を学んだ後、同大学の漁業研究センターにて修士・博士号取得。国際的な水産取引が歴史とともにどう変化してきたかを漁業経済学の視点から分析し、ナショナルジオグラフィック誌にもその研究成果が大きく取り上げられた。修了後のポジション:
    ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)研究員
    ネレウス・プログラム コーディネーター

  • クリス マクオーウェン, 生物多様性学

    ケンブリッジ大学世界自然保護モニタリングセンター

    イギリス出身。 英セント・アンドリュース大学にて、陸域の絶滅植物種の生息 域についての研究を行い、博士号を取得。ネレウスでは、沿岸部の生息域(マングローブ林、珊瑚礁等) の変化がいかに魚資源に影響を与えているのかについて研究を 行っている。地域レベルでの海洋環境への人的影響を地球規模 の視点で考察し、沿岸域と外海との関係、特に魚資源を通し た管理政策についての検討も行っている。

  • アンドレ・ ブスタニー, 海洋空間分析学

    日本財団シニアネレウスフェロー(ポスドク)

    デューク大学

    アメリカ出身。 スタンフォード大学博士号取得。野生のクロマグロに標識を取 り付ける等の実地実験を通してクロマグロの生態に関して研究 してきた。 漁船上で漁業監視員として働いた経験を持つとともに、数理モ デルづくり等情報処理も得意としている。ネレウスにおいては、こうした研究を活用し、漁業と海洋保全をつなごうとしている。修了後のポジション:デューク大学(米)研究員

  • オードリー・ バルズ, 海洋生態系(海洋エコシステムモデリング)

    ブリティッシュ・コロンビア大

    フランス国立科学研究センター、 研究員


    フランス・マルセイユ出身。 仏アグロキャンパス(国立の研究機関)にて、海洋保護区の設定 が生態系保全に与える効果について生態系モデルを用いて研究 し、修士号取得。ネレウスでは、地中海における海洋生態系モデルの精査(魚種 による補食の変化)を研究している。修了後のポジション:フランス、ムーリ生態実験研究所、研究員


  • ジェームス ・ワトソン, 海洋生態系気候変動

    プリンストン大学

    日本財団シニアネレウスフェロー(ポスドク)

    ストックホルム大学レジリエンス・センター(スウェーデン)研究員


    イギリス出身。カリフォルニア大学サンタバーバラ校にて博士 号取得。英語教師として秋田県に一年間滞在した経験がある。博士課程では、海洋生態系同士が海流を介してどう相互に作用 しているかを分析し、環境変化や漁業による負荷への生態系の 耐性を考察した。ネレウスでは「フィッシュングダウン現象」 を、より現実的かつシンプルに理解するために、魚の大きさを 軸にした新たな数理モデルの構築を試みた。これまでの研究は 全て、海洋学的要因、生態学的要因そして人間の社会的活動の 間の相互作用を見ることに集中している。

  • ケリー・ キアニー, 海洋学 気候変動

    プリンストン大学(米)

    日本財団ネレウスフェロー

    NOAA (米)大西洋海洋学気象学研究所 研究員


    アメリカ出身。ハリケーン・カトリーナによる水害に遭った経 験を持つ。ネレウスでは、既存の生態系モデル(海洋の物理的動態とプラ ンクトンを扱うNemuro modelと小型~大型魚の食物連鎖を扱 うEcopath)の融合を行い、10年から20年単位で変動する気候 が、魚資源にどのような影響を与えているのかをより明確にす る事を目指している。プランクトンからマグロまでが関わる海 の生態系のつながりへの気候変化の影響をより正確に認識す る事によって、魚資源の動向を詳細に理解する事を目指してい る。米国海軍にて科学者として勤務した経験がある。

  • マーク・ メティアン, 水産養殖学 資源管理学

    ストックホルム大学レジリエンス・センター(スウェーデン)

    日本財団シニアネレウスフェロー(ポスドク)

    IAEA環境研究所(モナコ) 研究員

    ベルギー出身。仏ラロシェン大学にて貝類を対象とした生物濃縮の研究を行い、博士号取得。その後、ハワイにわたり、水産養殖の世界的な拡大について研究を続けてきた。ネレウスでは、養殖は世界の魚食を支えられるのか、沿岸貧 困地域の食料安全保障に貢献出来るのかといった課題に取り 組んでいる。これまでの結果から、世界的にみて魚の養殖は淡 水魚が圧倒的に多く、サケやマグロ等の高級魚はまだ全体的に 少ない事、しかし中国も含めこれまで淡水養殖の盛んな国々 も今後高級魚の養殖に変わっていく傾向があることを示した。 今後は、これらの魚の餌となるイワシ等の小型魚の資源管理 の問題等について考察を行う。

  • ミランダ・ ジョーンズ, 漁業モデリング

    ケンブリッジ大学世界自然保護モニタリングセンター(英)

    日本財団シニアネレウスフェロー (助手)

    ケンブリッジ大学ポスドク研究員


    イギリス出身。 英イースト・アングリア大学環境科学博士。博士課程ではイギリスにおける海洋気候変動が生態系や経済に 与える影響を研究していた。ネレウスでは、UBCのCheung博 士とともに、気候変動の影響下での世界の漁業水産業の将来 の状態がより正確に予測できるように、各種の漁業数理モデル の統合に当たっている。

  • ライアン・ リカクツェヴスキー, 海洋生物学気候変動

    プリンストン大学(米)

    日本財団シニアネレウスフェロー(ポスドク)

    サウスカロライナ大学(米)助教


    アメリカ出身。スクリプス海洋研究所(米カリフォルニア大学サンディエゴ校)にて博士号取得。特にイワシ等の小型回遊魚を対象として、魚資源への気候変動 の影響についての数理モデル構築を行っている。海流の変化、 また、それによる動物プランクトンの増減、そしてその結果と してのイワシの資源変化(量だけではなく水深・海流などによ る資源分布の比較も含む)を理解し、気候変動などの影響も見 据えた未来の漁業資源の状況を探ろうとしている。漁業監視の仕事により、ベーリング海で3ヶ月間日本人バイ ヤーとともに船上生活を送った経験がある。また、アメリカ海 洋大気庁(NOAA)研究員の経験もある。

  • トーマス・ フロリッチャー, 地球物理学 気候変動

    プリンストン大学(米)

    日本財団シニアネレウスフェロー(ポスドク)

    チューリッヒ工科大学(スイス)研究員


    スイス出身。ベルン大学物理学博士。現在はチューリッヒ工科 大学研究員。これまで、そして未来の炭素循環サイクルと気候変動の関係を 地域レベルと地球規模の双方から研究している。特に、海洋が 炭素循環・栄養循環の中で果たす役割を見ている。また、そ の延長で、過去そして未来の気候変動が生態系と漁獲高に与え る影響も研究している。

  • アンドリュ メリエ, サステイナビリティ学 博士

    2011-2016 ネレウスリサーチフェロー(ストックホルム大学)

    ストックホルム・レジリアンスセンター GRAID コミュニケーションオフィサー

    Global Ocean Futures – Governance of marine fisheries in the Anthropocene. という題の博士号論文を完成させた。この論文では、適応ガバナンスのアプローチが、天然海魚捕獲漁業に焦点を当てたグローバル・ガバナンスにおける、既存および新たな課題に対処するために適用する方法の分析を提示している。アンドリューは現在、ストックホルムレジリエンス・センターで科学コミュニケーションと科学政策の仕事に就いている。 Guidance For Resilience in the Anthropocene – Investments for Development programにより支援されている。

  • ローレンス ジェッファート, 地理学 博士

    ケンブリッジ大学/世界自然保全モニタリングセンター

    国際連合環境計画世界自然保全モニタリングセンターと協力し、ケンブリッジ大学で博士号の研究を行った。それ以前は、生物学、地理学、エコロジーと保全をドイツのボン大学で学んだ。博士号の研究では、「海洋分類群のための改善範囲マップの方法論」に焦点を当てた。彼は、種の出現レコードの標本偏差を説明するための手段をテストし、より正確に商業的に重要な海産魚種をマッピングするために、定量的機械学習モデルに空間的に明示的な専門知識を統合する方法を開発した。

  • リサ デルマス, 政治学

    2014-2016 シニアリサーチフェロー(ストックホルム)

    ストックホルム大学上級講師

    ストックホルム大学国際関係の上級講師。彼女の研究は、グローバルな環境政治学、国連や国連機関のような国際政府機関の正当性と有効性に焦点を当てている。その研究で受賞したこともあり、またEUやスウェーデン研究会議が資金提供する外部助成金の研究責任者や共同研究者となっている。彼女の研究は、British Journal of Political Science, Review of International Organizations, and European Union Politicsなど国際学術誌に発表されている。

  • マシュー コルテル, 動物学

    ブリティッシュ・コロンビア大学

    フランス出身。Sea Around Usとの共同ポジション。エコパス生態系モデルの 専門とし、漁業による海洋生態系への影響を研究している。ポ ストドク後はフランスにてジャーナリストの道を歩む予定。


  • レベッカ アッシュ, 海洋生物学 博士

    2013-2016シニアリサーチフェロー(プリンストン)

    イーストカロライナ大学 漁業生物学 助教授

    漁業、プランクトンの生態、気候の相互作用に焦点を当て研究している漁業海洋学者である。彼女の研究は、フィールドワーク、時系列分析、生態系モデリングを組み合わせ、ローカルからグローバル、季節性から100年周期のスケールに及ぶ。主に気候変動が栄養段階間の増加季節の不一致につながる可能性があるかを調査する。多くの魚は、子孫のために食糧供給可能性を最大化するためにプランクトン繁殖と同時期に産卵する。魚の生殖とプランクトンの繁殖の季節的なタイミングは地球温暖化の下で変化しているが、これらの変化は常に同じ速度で発生するわけではない。栄養段階間の不一致は、魚の資源加入量の低下や漁業の生産性の減少につながる可能性がある。

Research Associates (Honorary)

  • スザンヌ・ ヴォンダー ポーテン , 環境・資源管理学 博士

    ブリティッシュコロンビア大学

    スザンヌ・ヴォンダー ポーテンは、クエスト大学客員教員であり、先住民ガバナンスと環境ガバナンスの調査分析を務める。サイモンフレーザー大学でのポスドク研究では、海洋保全に関連する先住民の沿岸諸国、政府、産業における変化する役割に焦点を当てた。ウォータールー大学で環境・資源学の博士号を取得。

  • タイラー・ エディ, 海洋生物学 博士

    ブリティッシュコロンビア大学

    One Ocean Projectで研究をしているリサーチフェロー。One Ocean Projectは、産業革命前から現在に至るまでの海での人間活動の影響を理解するために、生態系と社会学的資源を統合して計量することを目標とし、異なる気候や漁業シナリオ下で将来の予測を行う。また、時間を通しての容量、人間の需要、および海洋を定量化し、生態系の仮説をテストするための指標の範囲を開発している。

  • マリン・ ピンスキー, 生物学

    ラトガース大学

    ピンスキー博士は、海洋の生物群衆と分子ツールに関心を寄せる生態学者である。研究領域の境界を押し広げ、高い技術のある科学者やコミュニケーターを育成することで、海洋生態系の保全を目指す。温帯魚とその漁業の気候変動への適応、海洋保護構想のためのコーラルフィッシュの幼魚分散、気候変動や狩猟によるアザラシの個体群動態を調査している。

  • デレック ・ティトンサー, 生物学

    ケンブリッジ大学/UNEP-WCMC(世界自然保全モニタリングセンター)

    ティトンサー博士は、海洋生物多様性を専門とする科学者。カナダ・ダルハウジー大学の生物学部の非常勤教授も務める。海の生物多様性に人間が与える影響、 生態系の大規模なモデリング、また海洋生物の分布と生物地理学を調査している。理論モデリング、統計的分析、現地調査と経験を組み合わせた研究を進めている。

  • クエンティン・ ハニック, 漁業管理

    ウーロンゴン大学

    ハニック博士は、ウーロンゴン大学のオーストラリア国立海洋資源保全センター(ANCORS)で漁業ガバナンス研究プログラムを率いている。 太平洋島嶼国での漁業管理や海洋保全に関して国際機関と政府の補助を務める。彼は、漁業ガバナンス、海洋保全、漁業管理と開発に関するプロジェクトマネジメントにおいて豊富な経験を持つ。

  • ジャック・ キッティンジャー, 地理学

    コンサベーション・インターナショナル

    キッティンジャー博士は、ハワイ大学客員准教授、コンサベーション・インターナショナルハワイの統括。人文地理学者。社会と海洋環境が直面する複雑な問題を解決しようと沿岸保護活動を行っている。人々が資源を利用し、理解し、管理するために、いかに社会、経済、文化が影響するのか調査を進め、特に環境管理やプランニングそして政策に社会科学を用いることを提唱している。

  • ラシッド・ スマイラ, 経済学

    ブリティシュコロンビア大学

    ブリティシュコロンビア大学教授。Institute for the Oceans and Fisheries、Fisheries Economics Research Unit 統括。生物経済学、海洋生態系評価、また漁業補助金、IUU (違法、無報告、無規制)漁業などの国際的資源問題の経済分析、公海や深海漁業の経済学を専門とする。

  • ルイーザ・ ウッド, 地理学

    UNEP-WCMC (2015年まで)

    元UNEPWCMC(世界自然保全モニタリングセンター)の開発責任者。ブリティッシュコロンビア大学で地理学の博士号を取得し、海洋保全、漁業、海洋保護区プロジェクトなど、海洋生態学、無法・無規制・無法国漁業(IUU)、人材育成、海洋保護区(MPA)モニタリング、プランニング、コンプライアンス、空間決定サポートなど多分野において9年間の経験がある。

  • コレット・ ワブニッツ, 地理学 博士

    ブリティッシュコロンビア大学

    生態系機能の理解を深めること、どのように生態系が人間の経済活動や自然の力に反応するのか、また生態系資源の持続可能な利用や生態系サービス保全に関心を持つ。現在、地域シナリオの構築と気候変動下での海洋アセスメントのモデルとデータベースに焦点を当てている。UBCで博士号を取得、ハワイのPacific Island Fisheries Science Centreポストドク、そしてニューカレドニアの太平洋共同体事務所(SPC)で水産科学者として4年間勤務した。

  • リディア・ タア, 資源管理と環境研究 博士

    ブリティッシュコロンビア大学

    海洋漁業の社会的、経済的、生態系ダイナミクス、特に小規模漁業に焦点を当てている。彼女は、分野横断研究を、生物多様性保全および人類生態学を基礎として展開しており、特に漁業コミュニティや漁業者の行動分析、また漁業と人権問題についての考察を進めている。